老子・荘子に学ぶ

老子には、5000文字で最も幸せな生き方が説かれています。

「自分」などというものを　すべて忘れて 天地自然のままに生きられたら それが最も人間にとって幸せな生き方なのだ　と説いているのです。

たった５０００文字でどうやって説くかということは 説明をしてしまったら　５０００文字どころか　何十万字をつかっても難しい。
そんな内容を　たった５０００文字であらわした老子。

深い哲学を　ただ数十文字であらわしているので、その理解の仕方については，それこそ沢山の解釈が生まれたのです。

ですが、私達が生かされているこの地球も、そしてそこに住む私達人間、そしてあらゆる生物、すべての存在が、この宇宙に貫徹している原理原則であるタオ（TAO=道）に添って動いていることを知れば、タオを学ぶことがどれほど大切であり、またそのタオの法則を知ることによって、人生が楽しく豊かに生きられる理由が分かっていただけることでしょう。

そこで、タオの根本思想である『老子道徳経』を学んでみましょう。

荘子は、スケールがとても大きなお話しが多く、沢山の寓話の中で、無為自然の道TAOの生き方について、語っています。

そして老子と比較して、荘子には生死の問題に言及しているというところが特徴でもあります。

その点で、老子よりも、もっと具体的に人間の生き方、命について、解りやすくつっこんで書かれている書物なのです。

荘子が人の生死について語っている章をいくつかご紹介しましょう。

月刊誌「一個人」に連載中のコラム「人生を最高に生きる　老子の言葉」を掲載しています。

生涯健康で楽しく生きるための秘訣をぜひご覧ください。

「人生を最高に生きる　老子の言葉」
 ～月刊誌「一個人」掲載コラム一覧


• 人の道は固定したものではない
• 母なるものは永遠である
• あるがままが一番よい
• 完全でないから人生は楽しい
• 「道」TAOは、どこにでもあり、すべてを生みだすが、誇らない
• 実践してこそ「道」
• 作為と無為はどちらが得？
• 働くことも休むことも同じくらい大切
• 知識の限界を知る
• 老子の兵法「戦わずして勝つ」～
• 良薬は口に苦し
• 表現し主張する時代の伝え方
• 生涯現役のコツ：満ちることを望まない生き方
• 無用の用：役に立たないものなど一つもない
• 足るを知る：人生の付加価値を高める生き方
• 高い楼閣も一握りの土を盛るところから
• 自然の法則に添った生涯現役の生き方
• 食べ過ぎをやめ 明日の楽しみを残す生き方
• 人生を強く元気に生きぬく秘訣
• 気を大切に、柔軟に生きよう
• 自然と親しみ、若返ろう
• すぐに始められる頭を柔らかくする方法
• 家庭でも仕事でも水になろう
• 子供の柔軟さに学ぼう
• 健康に大切な柔軟さと、頑張らない生き方
• 足りないくらいがちょうど良い
• 道を会得した人
• 兵法の極意～老子に学ぶ本当の豊かさ
• 福と禍は隣あわせ 福は禍の伏する所。
• 自分の心をどこにおくか
• 自然な生き方
• 静はすべての根源
• 下流の勧め

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