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老子・荘子に学ぶ
「老子に学ぶ」

現代の老子

機械に使われない生き方

現代社会は、どんどん人工的なものが増え、コンピューターの計算速度はどんどん速くなり、メールは世界をかけめぐり、一瞬にして世界で大金が動くようになりました。

つまり人間の行動や、考える速度が特別に速くなったわけではないのですが、機械がとても速くなり、人間がその機械に振り回されかねない、危険な時代となっています。

なぜ危険かというと、機械に振り回されて、人間本来の気の流れや、思考のスピード、本来もっている気づきの感性などを見失うことで、人間は心と体の気の調和を乱し、気付いたら欝になっている、というようなことに成りかねないからです。

そして、今から数百年まえに人類の見る、聞く、感じるというような五感は衰えはじめ、今はメガネ、双眼鏡、レーダーなどに頼るために、どんどんその人間の五体の能力は落ちてきているのです。

そして時代に先駆けて今脚光を浴びている仕事の最先端にいる人々だって、日々変化する世界の動きをパソコンの画面で見つめながら、大変なストレスにさいなまれているといえるでしょう。

また時代の流れに乗れない人々の中で、自分の存在そのものに価値が見いだせなくなり、幸せな人生が送れない人だって増えています。

老子を学び日々幸せを感じよう

日々幸せを感じられる生き方。

これこそが、年収でもなく、地位でもなく、キャリアでもなく、人間にとって豊かな人生を送るために、最も大切で求められる生き方なのです。

そこで、人生を楽しめる柔らかい考え方を取り戻すために、宇宙の原則に沿った、無為自然なTAOの智慧をご紹介しましょう。

中国紀元前の時代にすでに完成されていた老子道徳経に書かれている真理、これを現代に解りやすく読み解かれている、人生を最高に生きる81章「老子道徳経の読み方」(早島天來著)から、「無用の用」を学んでみましょう。

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