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老子・荘子に学ぶ
「人生を最高に生きる 老子の言葉」

良薬は口に苦し~老子道徳経81章の言葉より

― 人生を最高に生きる 老子の言葉 ―

信言は美ならず、美言は信ならず

── 真実を語る言葉は、聞く人にとって必ずしも心地よいものでない。

初代学長 早島天來著 「定本・老子道徳経の読み方」より


良薬は口に苦し

さあ、今回は老子81章の言葉から学んでみましょう。

昔から良薬は口に苦しといいますが、自分にとって真実を語っている言葉というのは、えてして耳に痛い言葉であることが多いものです。

特に仕事がうまく進んでいる時ほど、人は有頂天になってしまいやすく、そんな時に、ちょっと痛いことをいわれると、むっとしますが、冷静に考えてみると、真実をついた忠告であることも多いのです。

発展する会社の社長は、側近に必ず耳に痛い忠告をしてくれる人を置きます。

つまり、良い時も、悪い時も、状況を見て、臆せずに社長に対して苦言も呈してくれる人を側に置くのです。

それによって、冷静な判断をすることが出来ます。

そしてまた、大きな仕事を成功させる人は、必ず、まわりが全員反対でも、いやこれはいける、という第六感が働いた時は、果敢に行動に移す勇気も持っています。


褒め言葉に注意

また、いつも褒め言葉を上手に使う人がいます。それは褒められた人にとって、とても嬉しいことですし、そのおかげで元気が出て、また仕事のモチベーションも上がります。

ですが、いつも良い事ばかり言う人は、こちらの気持ちを害さないことに気をつかっているために、本心を言っていない可能性が大きいのです。

ですから老子は教えています。
どんな場合も、あまり気持ちのよい褒め言葉は、本当でないと思ったほうが良い、というのです。


相手の真意を聞いてみる

また、夫婦でも、子供でも、すなおに「はい、はい」とばかり言う場合は、遠慮して自分の気持ちを素直に口にしていないことが多いのです。

よくよく聞いてみると「どうせお父さんは何を言っても聞いてくれないから」と、我慢をしていることもあります。

どんなに仲の良い家族でも、意見が対立したり、考えが違うことは必ずあります。

ですから、いつも自分の意見に「はい」とすなおに同意してくれる家族がいたら、妻でも夫でも子供でも、一度ゆっくり本当の気持ちを聞いてみることが大切かもしれません。

すなおに同意してくれる相手に対して、そんな気使いの気持ちを持つことで、お互いにより深く理解しあえることでしょう。

人はいくつになっても、人と人とのふれあいが人生を豊かにしてくれるものです。

苦言をいやがらず、美言にのぼせず、すなおに誰とも会話できる、そんな無為自然の会話術を身につけたいものですね。

そしてそんな前向きな気持ちでいれば、また輝く春の季節を迎え、これからも多くの楽しい出会いが、あなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。

を豊かにしてくれることでしょう。



道家道学院受講生の声

会社の中で人とぶつからなくなりました。
色々方とコミュニケーションをとることができるようになりました。
社内で怖がられている上司とも素直に陽気に話ができるようになり、
色々なことを吸収できてとても勉強になります。

※このページは、KKベストセラーズ発行の月刊誌「一個人 3月号」」に掲載された連載コラム;「人生を最高に生きる 老子の言葉(早島妙聴監修)」をご紹介しております。
  「人生を最高に生きる 老子の言葉」は、定本「老子道徳経の読み方 早島天來編」を基に、わかりやすい解説と生活に活かせる内容を盛り込んだ連載記事です。

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更新日 2015年1月26日

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