TOP > 名著に学ぶ > 気でわかる成功する人 ダメな人の法則 > 自分の好みにこだわりすぎる人は要注意
自分の好みにこだわりすぎる人は要注意
第二代学長 早島妙瑞著「気でわかる成功する人 ダメな人の法則」より
なんでもこだわりすぎるのは、よくありませんね。
好みは人それぞれ、自分の好みばかりを人におしつけては、相手も楽しくないのです。
いろいろな人がいて、いろいろなタイプがいて、世の中は調和するのです。
自分は自分の好みがあるように、相手には相手の好みがあることを知りましょう。
何か仕事でも、そして人生でも、こだわりを持つことが、それがまるでその人の特徴として価値があるように思っている人がいますが、やはりこだわりの多い人は敬遠されます。
さまざまな事にこだわりのある人は、自分が気にいった環境や仕事でないと受け入れられない、ということになり、その人の世界も狭くなります。
つまり他の人との付き合いにも、そのこだわりが出て、付き合いづらい人になりかねなせん。
自然に人が集まりにくい人になってしまうのです。
人が集まるときに、一人こだわりの強い人がいると、何を決めるにも、たとえばその日の食事のメニューを決めるにも、会場を決めるにも、またどんな友人に声をかけようか、と考えるときにも、自由に楽しく考えられなくなります。
◎たとえば、食べ物
中華がいいわね、と皆が思っても、でもあの人は、脂っこい物はきらいだから、どうだろうか。
◎たとえば人について
Aさんに声をかけようか、でもあの人がAさんと最近仲がわるいみたい、だからまずいかな。
◎場所
集まる場所は私の家で、でもあの人が電車の乗り継ぎがあっていやだと言うかな~~などなど。
あなたが、握っているこだわり、もしそれに気づいたら、一度そのこだわりを放してみましょう。
きっと気楽になって、こだわっていたことが、自分の人生を狭くし、そして生きにくくしていたことに気づくことでしょう。
つまりそのこだわりこそがあなたの成功を邪魔する「我執」なのですから。
Next : こだわりを捨てて、気の流れをよくする