TOP > 名著に学ぶ > 運をつかむ人 ツキを逃す人 > 人に会いたくないのは血行が悪い
人と会うのは苦手だという人は意外に多い。セールスマンの中にさえ「人に会うのが嫌いなんです」という人がいたりする。
こういう対人恐怖というのは、ちょっとしたキッカケではじまり、人知れずその悩みが続く。
少し前に「娘が家に引きこもりがちで、どうしたらいいのでしょうか」という相談を受けた。
この娘さんは、短大卒業後、何社も試験を受け、いずれも失敗していた。
~中略~
私は一目で、面接官がどういう理由で不合格にしたのかわかった。
彼女は若いのに、肌がカサカサで、たいへん荒れていた。
そのために、年齢より年寄じみた印象を受け「ネクラ」と思われたのである。
肌をきれいにする方法を彼女に教えると、顔色はみるみるよくなり、一ヶ月もたたないうちに肌がスベスベして二ヶ月すると、若い女性特有の肌の輝きが生まれた。
本人もそれが手にとるようにわかるので、自身が出たのか、明るくなって、人に会ってもおどおどしなくなった。
~~中略~~
4ヶ月目に知人の紹介で病院の受付係の募集の面接をうけ、ズバリ合格した。
初代学長 早島正雄著「運をつかむ人 ツキを逃す人」より
人間が対人恐怖になる理由に、人とのかかわりでの失敗があります。
この女性のように、就職試験に失敗する、とか
自分の発言について人に笑われた、
発言しようと思って、緊張のために言葉が浮かんでこない、などなど、
ちょっとした誰でもあることが、きっかけで、
それがトラウマになってしまうのです。
TAOの見方からすると、
健康が重要なポイントなのです。
血行がよく、健康であれば、
さまざまな失敗にもとらわれにくいのです。
また、健康であれば、気持ちも明るくなり
人に与える印象は良くなるのです。
失敗にとらわれず
また自分を生かすことができます。
つまり運が良くなるのです。
絶対失敗しない自分を作るのではなく、
「失敗は成功の元」
そう笑って、胸をはって、人生を楽しく元気に生きぬいてゆきましょう!
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幸運を引き寄せる、あなたの健康をサポートします。
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