私たちの人生は、誰もが、
生まれたときから死に向かって歩いているのです。
そのこの世の人生について
中国古代のタオイスト『荘子』は次のように言っています。
人生とは、あの世からこの世に旅に来て、
つかのまの時をすごし、また故郷であるあの世に戻る旅だと。
そしてまた荘子はこうも言っています。
人生とはたとえて言えば 玄関の扉の細い隙間から、
白馬が全力失踪で通りぬけるのを見る間ほどの、
短いあっという間の時間なのだと。
そうなのです。
『荘子』が言う通り、私たちの人生は
泣いても笑っても、あっと言う間に終わってしまうのです。
そんな短い人生ならば
過去を悔やみ、明日を心配して生きることをやめて
今日という日を
笑って明るく生きてゆきましょう!
Next : 気のトレーニング 導引術