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無為自然とは
「無為自然に猛暑を乗り切る生き方」

無為自然な心と体を保つには「気のトレーニング」

猛暑を乗り切るには、体の声を聴こう

外気の暑さに対して、人間の適応能力にも限界があります。
ですから、自然を受け入れるだけでなく
対策をすることです。

猛暑になると、体も内臓も疲労します。
あまりの暑さに、食欲がなくなったり、
氷の入ったジュースや飲み物ばかりとって、胃腸が冷えたり、疲労したり
暑い、寒い、どちらに傾いても体調は不調になるのです。
そんな時に、どのくらい水を飲めばいいか
どう行動すればいいか
体の声を聴くことなのです。

ところが気付いたらもう熱中症になっていた
というのは
実は日頃から、体の声を聴いていないからおこる現象なのです
日々の忙しさに翻弄され
こうするべきだ
こうでなくてはいけない
自分だけやめるわけにいかない

という頭の指令、まわりを気にして自分の体を無視しがちな考えが
突然の不調をひきおこすのです。
不調は急には来ないのです。
常日頃から 体の声 悲鳴を聞けていないということなのです。

さあ、ではどうしたら体の声に耳を傾けることができるでしょう

それこそが、気の導引術です

導引術は体との対話

導引術を行うということは
無為自然の気の流れを取り戻し
日々、自分自身の体と対話することなのです。

さまざまなストレスにより
バランスをくずしかけているあなたの体の声に耳を傾けるように
体を動かし呼吸をする
それはとても気持ちがよく、無為自然で
貴重な時間になります

自分の体を忘れて
人間社会への気使いばかりが先走り
人より多く頑張って、生きているうちに
働きすぎが当たり前となり
自分自身の体の声を聞くことを
長い間忘れて来てしまったのかもしれない

そんなあなたへ
気の導引術をおすすめします。

気の導引術で環境変化を生きぬ

気の導引術とは、
道家道学院初代学長 早島天來が 現代人にあわせて体系化した
気の健康法、気の養生法です

古代中国に開発された
無為自然に生きるための養生法、「導引」を
さらに研究し、誰でもが学びやすく体系化したものなのです。

導引とは、古代中国の人達が、野生動物を観察することによって
完成させた、人類の最古の健康法、却病術といえます。
紀元前の中国では、馬王堆の帛画 (紀元前168年)にあるように
多くの人が、日々の健康を保つために、
自然から学び取ったさまざまな動きを毎日の生活に採り入れることで
健康に幸せに生きることを目指していました。

二本足歩行をはじめたことにより
人類は脳が発達し、手を使い、さまざまな道具をつくり出してきました。

しかしその半面、私たちの体には
二本足歩行による
内臓下垂や 4大関節への負担
また関節を平均に動かさなくなったことによる、気の滞りなど
さまざまな不調の原因が生じてしまったのです。

地球上の大気温度は日々かわり、
また環境の変化は人間がこの地球を汚染してきたことだけでなく
もっと大きなスパンから見れば
温暖化、寒冷化を繰り返しています
ですから私たち人間の予想をこえた変化があっても
当然なのです。

その変化に できるだけ適応し、生きぬく力を最大限に引き出すために
今こそ
気の導引術で
自分自身の体との対話をはじめましょう

自分の心に向き合ってみる

現代人の毎日は
楽しく豊かに人生をすごすには
だんだん環境が厳しくなってきています。

世界的な水不足
資源不足
温暖化現象
種の絶滅
などなど 不安材料は数え上げたらきりがありません。

そんな現代にいきる私たちの心は
いつも多くの情報に波立っています

不安、イライラ 怒り 憂鬱、悲しみ

本来でしたら それらの感情は私たち人間に具わった
豊かな人生をおくるための大切なエッセンスなのですが
その感情が一方の方向へ傾き
静かな状態にもどらなくなる
これが不自然なのです。

感情があってよい
感情の変化があってこそ人生です

ですが
それにとらわれて、かえって苦しくなる
これが気の乱れにそのものなのです

感情による不自然な気の乱れを
自然に戻すための気のトレーニング
これが「洗心術」です

すべての苦しみの元は
執着する心、つまり我執(がしゅう)から来ていて
本来、それは生まれた時には持っていないものなのです。

あとからついたもの
その我執を放す方法を身に付けるため
心の気のトレーニング
執着を放すことを学び、身に付け、
そして幸せ上手になる方法です

それが「洗心術」なのです。

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