TOP > あなたを変えるTAOの言葉 > いつも少し足りないのがちょうどよい 人間も少し足りないのがいい
いっぱいに満たされた器には、もうこれ以上酒を注ぐことはできないばかりか、あとはこぼれるだけです。
ですから、コップに水を注ぐ時は、少し余裕をのこして注ぐのです。
同じように、すべてのものは、いつも少し足りないからちょうど安定して、また少し加える余裕もあっていいのです。
人間も少し足りなければ、まわりの人が喜んで、その足りないところを補ってくれるものです。
※月刊誌「PHPスペシャル 1月号」掲載の連載コラム
「あなたを変えるTAOの言葉 Vol6(早島妙聴監修)」より