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いかなる時代も柔軟に生き抜く実践哲学 老子の言葉
老子第36章 「 柔は剛に勝ち、弱は強に勝つ 」
勝負に勝ちたかったら、柔軟になることです。
敵に勝ちたかったら、強そうに見栄を張らないことです。
本当に仕事の出来る人、強いリーダーシップを持っている人とは、やたらと強がらず、周りの人や若い人の意見を行くことができる、柔軟な頭を持ち、新しいことに挑戦する柔らかい実践力があります。
それこそが「柔は剛に勝ち、弱は強に勝つ」の真理です。
いかなる変化にも順応出来る行動力や判断力を持ち、自分の弱さすら認めて隠さない、強がらない生き方は、いかなる時代の変化にも対応して生き抜ける、本当の強さです。
そして、これこそが、どんな時代がきても明るく強く生き抜く、天地自然から学んだ宇宙の智慧。老子の兵法なのです。
現代は、社会の変化が非常に早く、そして価値観も、思想も、混沌とした時代といえます。同じ会社に働いている仲間でも、人それぞれ価値観が多様で、人生設計も違います。
人それぞれ仕事に対する考え方も全く違う中、いろいろな上司や部下や同僚と共に自分らしく仕事し、しっかりと結果を出す。
そのために必要なのが、柔軟な心とからだです。
上司や部下と対立することなく、自分の考えを伝え、実行できる能力と実践力、これこそが現代社会に必要とされています。
これらを身につけるには無為自然の気の流れを体内に力強く甦らせることです。
そして滞りなく、さらさらと流れる水のごとく「気のパワー」を循環させ、発信すると、仕事は自ずと成功に導かれます。
天地自然の「気のパワー」を味方にする生き方、「道」TAOの気のトレーニングによって、あなたが手にする毎日は、元気に自分らしく後悔のない人生になるのです。
自由自在に生きて、柔軟で強い、究極の生き方、あなたが求めてやまないライフスタイルは、老子の「道」TAOにあるのです。
古代中国の人々が無為自然に強く生き抜く野生動物から学び、長い年月をかけて育ててきた「気のトレーニング」、これを日本で唯一学べるのが道家<道>学院です。
人間社会から学ぶのではなく、天地自然から学ぶことが必要です。
人類の歴史より、ずっと長い年月生成流転を繰り返しているこの宇宙の運行には、人が手を加えることのできない、永遠の原理原則があるのです。
そして、それを、古代中国の先人達は、「道」TAOと名付けました。
老子の言葉には、「道」TAOの永遠不滅の原理を元おした、自然の真理が語られているのです。
さあ、老子の言葉に学び、すぐに行動しましょう。
用いて実践することにこそ。「道」TAO本質、老子哲学としての根本があるのです。
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更新日 2015年05月10日