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では、気の省エネ、「気」を大切にして浪費しないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。
~過ぎないこと~
食べ過ぎ、飲み過ぎ、働き過ぎなど、なんでも自分の気量以上に短時間に使い尽くすようなことをすると、気のバランスをくずし、体調を崩し、病気になります。 それも気の浪費といえます。
~天候の変化に注意~
またこのところの猛暑や、天変地異、こういった急激な天候の変化についてゆくのも、肉体的な気を使うことになります。
ですから急激な温度変化や、猛暑など、甘くみないで、思っているより、私達の肉体はその環境の変化に順応するために疲労していることを、気を消耗していることを知りましょう。
これは気の浪費とはいえませんが、現在の急激な天候の変化や気温差などに対応するには、私達の体内の「気」が、大きく消耗されていることを知って、無理をせずに過ごしましょう。
~精神的にも使い過ぎないこと~
気の浪費とは、精神的な面からも沢山の浪費があります。
考えすぎ、悩みすぎ、気の使い過ぎなどです。
~考えすぎ~
考えても解決しないような未来のことを思い心配するとか、これは人間が解決できる範囲をこえたことを悩み、苦しみ、考える、考えすぎの気の浪費といえるでしょう。
~悩みすぎ~
話し合って解決できることなのに、何もいわずに悶々とするとか、これなどは実践が伴わない悩みすぎ、気の浪費の例です。 ちょっと勇気がいるけれど、思うことを話してみる、相談してみることで、実は驚くほど人生は好転し、さまざまなトラブルなどが解決してゆくのです。
~気の使い過ぎ~
まわりの人の顔色ばかりうかがって、気をつかい、消耗してしまう、これなどは気の使い過ぎです。 どんなに相手のことを気にしても、相手の思う通りになどうごけませんし、その思うことは人それぞれ、全員にあわせる事などできません。
ですから自分は自分らしく、とらわれ(我執)を放して、ありのままに思ったことを伝え、行動し、皆と協調してゆける道をさがしながら、楽しく生きることなのです。
さあ、「気」の省エネ で、この夏を元気に過ごしましょう!
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