「あのころはすごかったね」って思い出話みたいに言えるようになった

札幌道学院にて、熱心にお稽古に通われ、ますます輝いているお二人に、驚きと感動の体験談をうかがいました。

(中橋千里さん：仮名)
胃カメラの映像を見られたお医者さんに、
「中橋さん、長生きするよ」って言われました。

(沢村梨佳さん：仮名)
今こうやって通っているのが不思議です。たくさん人がいるところも苦手で、人見知りが激しかったんです。

(スタッフ)：　まずは、『合気を極める集中稽古』三〇回達成おめでとうございます！！
（『合気を極める集中稽古』は、各スタジオでの動功術のお稽古で、一定期間内で、三〇回目指して集中稽古を行っています）

(千里、梨佳)：　ありがとうございます！！

(千里)：　もう、沢村さんが達成したことが、自分のことのように嬉しくて、よかったよかったって、喜んでたんだよ～！（笑）

(スタッフ)：　うれしいよね～。沢村さんは、現在赤帯ですが、この三〇回の集中稽古でどんなふうに変わってきましたか？

(梨佳)：　始める前は、あちこち病気があって、良くなった！　と思っていたら下り坂の時もあって、まだ浮き沈みがあるんですが、一番変わったことは、仕事も楽しいし、生活に張りが出てきたことですね。やっぱり体が変わってきたからだと思います。

(千里)：　体が変わらないと、仕事が楽しいって思えないですものね。

(梨佳)：　はい。子供たちにピアノを教えている仕事なので、以前は、子供に対しても神経をつかっていて、どう接していったらいいかとか悩んだときもあったんですね。今は、あまりかまえないでやれて楽しくて、レッスン後、子供たちも笑顔で帰っていくので、楽になりました。

(千里)：　すばらしい～！

(スタッフ)：　以前は生徒が減ったらどうしようって心配されてましたけど、減ってもなぜかまた増える。（笑）

(梨佳)：　はい。今が、これまでで一番多いです。やめちゃう子がいてもまた入ってくるんです。
よくできてるな～とか思います。そこは今までとは違うかな。
体調を崩す前に、一度、生徒がちょっと増えだした時期もあったんですけど、新しい子が来る日は、どうしよう……って。
頭は痛いし血圧の薬を飲んだりして、うれしいんだけど、きついなって感じでした。

(千里)：　本当に元気になったよね～。以前は、お稽古の時に、ひや～とか、わ～とか声が出ていて、大騒ぎだったのが、今は、たんたんと受け身をとってるし、感動～！

(梨佳)：　いちいち声を出してましたよね。（笑）
体を動かすことがはじめてだったんで、最初は、お稽古の時、怖くて、怖くて。（笑）
道着とか受け身をとるとか、そんな世界は今までなかったから。
だから、入学した当初は、導引術だけでいいなと思っていたんです。腰の行を教えてもらって、家でできるからそれでいいかなって。
えい！　えい！　ってやっているのを聞いても、私は絶対やらない、着替えたりするのは面倒くさいし、と思ってました（爆笑）。続いてるから不思議！　自分じゃないみたい！

(スタッフ)：　そうだ、今日も朝から、青～い顔して来られてましたよね。でもお稽古したら、だんだん楽になりました～って。そうやってがんばって三〇回通えたんですよね。

(梨佳)：　今こうやって通っているのが不思議です。たくさん人がいるところも苦手で、人見知りが激しかったんです。

(千里)：　そうなんですか。いまは誰とでも組めてますよね。

(梨佳)：　最初はお稽古が終わったら、お茶も飲まずに帰りたかったんですよ。（笑）
今では、レッスンのない日は、ゆっくりして行こうかなと思うようにもなりました。本当に不思議です。
ピアノも人前で弾こうと思ったのは道学院へ来てからなんですよ。

(スタッフ)：　えー！　ホントですか？　そういえば、気絶しそうになりながら弾いてますって、おっしゃってましたよね。すばらしい変化ですね。 千里さんも、先日の健康診断でいいことがあったんですよね。

(千里)：　はい。胃カメラの映像を見られたお医者さんが、「きれいだね～。きれいだね～。見てごらん！なんにもないよ！」って。（爆笑）
はずかしいくらい何度も言ってくれたんですよ。
もともと胃腸は弱くて、胃潰瘍もあったし、ひっかき傷があったりしていたのに、なんにもなくて、とってもきれいだと言われて。見てごらんって言われたので、見せていただいたら、本当にきれいでした。 他の検査でも善玉菌ばっかりで、悪玉菌はなし！　中橋さん、長生きするよって言われました。

(スタッフ)：　すごい！　すばらしい！！　

(梨佳)：　私も体調が悪かったとき、胃が弱かったせいか、ごはんが食べられなくて、一週間で七キロ痩せたことがあったんです。全身がしびれたりして、自分で立てなかったこともありました。とにかくトイレに一人で行くのが怖くて、一人で家にいられなかったから、母が手伝いに来てくれて。だから、息子があのときはすごかったねって。

(千里)：　あのころはすごかったねって言えるようになったんですね。思い出話みたいに。

(梨佳)：　そうですよね。なんとかしなくちゃって思って、いろんなことをやって、やっとたどりつきました。

(千里)：　入学のきっかけは本を見られてですか？

(梨佳)：　そうです。本屋さんで、いま売れてますっていうのが目にとまって、ぱっと開いたところが、ちょうど腰の行のところだったんです。

(千里)：　おーーー！

(梨佳)：　それで買って帰ったんです。

(千里)：　そういえば、沢村さん、お稽古中に、「今日は主人も息子もいないし、帰りに札幌駅をぶらぶらして帰ってもいいよね～」とかって、目をきらきらさせてましたよね。（笑）

(梨佳)：　一人でいられなかったのにね～（笑）

(スタッフ)：　これからもますます自分を磨いて、みんなで楽しく修行しましょうね！

(千里、梨佳)：　頑張るぞ！おーー！

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