TOP > 宇宙との共生 > 環境汚染、PM2.5、黄砂(2)
この中国の公害はとても深刻で、
中国に住んでいる人達の健康について、本当に心配になります。
もちろん日本人は現在自国で大量な公害を作っているわけではないですが、
考えて見れば日本も今から30年まえに光化学スモッグが多くなったときに、
その公害を発生する工場の汚染をおさえる研究に努力しただけでなく、
工場移転をまず考えました。
都市部の近くでなく地方に、
また中国などのアジア諸国を中心に海外に工場を移転したことを思い出します。
今 東京都は北京市に(姉妹都市であることから)汚染を押さえる方法について
日本の技術を提供してともに取り組むことを提案している、
と中国の事務所の方から聞きました。
こういった汚染物質を生産し、沢山の野生の種を絶滅させてきた人間も、
いつかは地球で生存できない日がくることは確実でしょう。
これは生まれてきたものは必ずいつか死ぬという天地自然の陰陽の法則によれば、
永久に成長しつづけ、生存しつづけることはできないのです。
たとえばそれが今私達の寿命の長さからいけば、
関係のない遠い未来のことだとしても、
私達はつねに今私達がおかれた位置をわすれないで、
日々を過ごす必要があるのです。
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