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生きるタオコラム
「気の省エネ」

猛暑の夏、「気」の省エネを考えよう

気の省エネ

猛暑の夏、「気」の省エネを考えよう

今年の夏は益々猛暑が続いています。
連日35度、熱中症で搬送されるかたも多く、日々の生活は適度な水分をとり、炎天下にできるだけ出ないことなど、注意が必要ですね。
これからの時代は、ますます温暖化になります。そんな中、私達人間が健康に楽しく人生を生きるために、非常に大切な人体のエネルギーの元である、「気」の省エネについて考えてみましょう。

こんな時ほど心と体のエコを

電力を節約しようという、活動が今盛んにおこなわれています。  電気を余分に使わないということが省エネでありエコか、というと、実はそれは私達のできる省エネのほんの一部なのです。

私達の体には、「気」という体を動かす電気のようなものが流れています。 それによって私達の体は動き、内臓は健康に保たれているとタオイズムの人体論では考えるのです。

毎日の導引術、そして道場に通って動功術をしていると、体の気の流れが非常にスムーズになり、内臓が整い、気の消耗も最小限になり、気の利用は効率良くなります。 つまり気の省エネ、エコを考えることが、実は最も私達人間にとって大事なことなのです。

気が盛んで健康であれば、人は猛暑に倒れにくくなり、病気になりにくく、一生を健康に過ごせるのです。

この猛暑で病院に行く人も増え、お医者様も大変です。 ぜひ薬や医者に御世話になる前に自力で自分の健康管理ができるよう、日々楽しく過ごせるよう、あなたの気のパワーをアップし、かぎりある御自分の気についての省エネ、エコを心がけましょう。

それには気のトレーニングです。

人体に流れる「気」にもかぎりがある

実は人体のエネルギーである「気」の総量は、生まれた時に決まっているといわれます。 この世に生まれた時から、一人一人に与えられた「気」の量は決まっているのです。

子供の時から泣き声がひときわ大きく、存在感のある赤ちゃんもいれば、泣き声も小さめで、ちょっと気が小さめに見える赤ちゃんもいます。

それぞれに生まれたときに天地自然、つまりこの宇宙からいただいた気の量を、大切に 大切に使いながら、一生を送り、気が無くなったときに、あの世へ帰るのです。

ということは、この生まれた時にいただいた「気」を、いかに大切に省エネで使い、体内に廻らせて、健康に楽しく悔いなく人生を送るかということが、人間の幸せにつながる根本的なことであることがわかります。

そのため、タオイズムの考え方では、
「気」を大切にして浪費しないようにするのです。

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