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老子・荘子に学ぶ
「老子に学ぶ」

本当に美しいのは健康な心とからだ

比較を放してありのままに生きる

『老子』第2章に

世の人達が、美しいものが解るのは、醜いものがあるおかげだ。
善ということが解るのも、不善があるからだ。

と説いています。

美しいということは醜いということがなければ存在しえないというのです。
確かにそうです。
比較する対象があるから、美しい、といえるのですね。

善ということも善でないことがあるから善と認識されるのです。

つまりこの世の人間界での評価は、
すべて相対的、比較の問題であり、
絶対のものなど何もないのです。


本当に美しいものそんな小さな人間社会の比較に、
一喜一憂するのをやめましょう。

そして、そういった評価ほど、
移ろいやすく時代の流れで変化し、
評価が変わるものなのですから。


『老子』は
さあ、自分は自分らしく、
ありのままに生きていきなさい。

そう言っているのです。
それがTAOの無為自然の生き方なのです。

本当に美しいのは 

本当に美しいものそして、人間の姿が、本当に美しいのは
心と体が健康であることなのです。

元気な赤ちゃんは、生まれたままのありのまま
そして天地自然から、いっぱいの気をいただいて
この世に生まれてきた純粋無垢な姿なので
本当に 美しいのです。

TAOは赤ん坊の美しさに学ぶのです。

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