自然に会話ができない理由

皆さんは、会話をするときに、ちょっと言葉がでにくい、話にくい、と思ったことはありませんか？

そんな時、自分のコミュニケーション能力が欠けているせいだと、自分を責めたり、上手に楽しそうに話をしている人に対して劣等感を持ったりします。

ですがその思いは、実は間違っているのです。　

あなたが自然に会話ができない理由は、
こんなことをいったら相手を傷つけるのじゃないか、とか、
こんなことを話したら、知識が足りないと思われるのじゃないか、
などと、相手の反応を気にしすぎることで、
あなたらしい自然な言葉で話しができなくなっているのです。

そして、これは「我執」です。

自分以上に自分をよく見せたい、という見栄は、自分の評価に執着することであり、つまり我執なのです。

相手に気を遣っているようですが、実は自分がどう見られるかということを、気にしすぎているのです。
そんな見栄を放したら、ずっと気楽に話ができることでしょう。

知識があっても無くても良いのです。
話が上手でも下手でもいいのです。
ただ話したいことがあったら、ありのままに率直に話せばよいのです。
そして相手の話を聞けば良いのです。

さあ、さっそく今日からやってみましょう。

だいたいTVなどで、すばらしい話をする人でも、話した言葉をそのまま文字にしたら、文章になっていなかったり、ちぐはぐなことを話していることは、よくあることなのです。

それでもけっこうまわりの人は、その人の話の意図を理解して、感動してくれたりするのです。

つまり、それは、その人が伝えたいことを、上手にでなく、真剣に、また楽しく、自分らしく語っているからなのです。

さあ、あなたらしく、話をしましょう。
今日から上手に話そう、という気持ちを放して、楽しく話をしましょう。

楽しくありのままに話をするとき、あなたは生き生きと輝いて見えることでしょう。